2014年 東北ソロ弾丸ツーリング by9684
最終更新:2014/8/16 21:25

 本日(16日) 13時過ぎ 無事金沢に帰着、無事故 無違反でした、みなさんあんやと



プロローグ

 急遽高知方面から東北へ変更した今回のつー、急遽車両も変更となった

 ほんの1週間前にし も のさんから「VFR買わん?」とのメール、

 知る人ぞ知る、知らない人は全く知らないという由緒ある車両なのだ、

 今の私にとって購入以外の選択肢はあり得ないのだ、

 たとえ女房には事後報告であってもだ、「ひーさんありがと(謎」

 正に青天の霹靂

 今回の天気に全く晴天が無かったのはココで使っちまったのかと思うことしきり・・・

 し も のさんイイバイクをありがとうございましたわーい(嬉しい顔)





 1日目 14日早朝3時頃

 そんなこんなでVFRが家に来たのは月曜日夕方、当然当日まで乗る暇など有るわけも無く、
乗ったのはし も の家〜家までの5kmぐらい(汗

 トップケースがあるので荷作りには苦労しないが、ちょろっと不安

 ポジション合わせ用の工具も携帯だ、ざっと注油、エアを見て終了、

 計画も何もルートすら考えてないので今日はとりあえず青森までいこう

 3時頃出発、フツーに北陸道を北上、明るくなったころに丁度越後村上に着く、
こっから気持ちのいい海岸線、「笹川流れ」を北上、
しかしながら曇天なので残念ながら日本海はグレーのままだった、はぁ



 酒田市は高速でスル―して秋田もスル―、能代市で下りる

 ふと、能代って言えば高校バスケで超有名な所、三男への話のタネに写真でも撮っておこうと市内を徘徊

 有りました「能代高」・・・・って えっ?古っ(失礼)

 まあ、外観と実力は無関係なんでいいんやけど、そろそろ建て替え?って感じでした、




 ここから青森までは大館経由か、鰺ヶ沢経由があるんですが天気も良くなってきたので、
やっぱ海岸線でしょ!ってコトで、大間越街道を北上、車はほぼ皆無、VFRでの初ワインディングを楽しむ

 えかったです、ええホンマ、ドン付きも無く軽快そのもの、久々のV4はやっぱりイイ

 「RRの直4の安定感も捨て難いがヒラヒラ感はこっちかな」 なんてブツブツ言いながら走っていた
 ↑
 キモいぞ
 っとあるコーナーに入ったとたん・・・


1日目、あるコーナーに進入したとトコから

 寝かしこんだとたん、いきなり襲った腰砕け感・・・

 「やった、たぶんパンクだ」←とつぶやくなって

 路肩に停めリアタイヤを見ると 「アァ見事に刺さってます」←言うな



 抜けはしないだろうがこのままエアが極端に減ってもまずいので修理剤を補給してスタンドを探す、
しかしながらココは超僻地(失礼)
  「かなりピーンチ」とつぶやく自分が悲しい・・

 と、少し行った所に割合大きいGS発見、頼み込んで外面修理をしてもらう
   「ウルトララッキー」と心の中でつぶやいた

 パンクが直った幸福感に浸りながら走っていると五所川原に居た、
空腹感に時計を見ると12時を回っていた、

 んーどーしよ? 幸か不幸かそこそこ天気は良くなった、
頭に浮かんだ有る計画には時間不足なんで、青森の有名どころに行こう

 十和田湖とか、奥入瀬とか、八甲田とか、ほんで酢ヶ湯温泉に行ったりしてうふふ
               ↑
   実に無計画、だったら大館経由だろ

 まぁ明日は雨かもしれないので山中路を楽しんでおこうと言うとこです


 十和田ゴールドラインより田代平経由で奥入瀬経由、こっから結構車が多い、
中々幽玄な渓流をバックにパチリ こちらの渓流と違って水量が桁違いに多いんですね、素敵です




 そのまま十和田湖を一周して奥入瀬のバイパスから八甲田へリターン、車も少なく気持ちいいいです、少し寒かった


 時間的にも丁度いいかなって、酢ヶ湯着。「うげぇ・・・」


 流石名湯、車、車、バイク、バイク、人、人、人・・・・

 
 うーん残念、やっぱ酢ヶ湯は甘くねぇ



 

 そのままR102で下山、弘前のド―ミーインに逃げ込みました

 ココにも露天風呂があったのでコレで良しとしましょう、中々良かったし

 夕食は名物ホタテとイカ焼き食って生中2杯で撃沈

 
 明日はある計画を推行予定 晴れてくれんかなぁ・・




さて二日目早朝

 本日は計画を実行する日だ ←単に昨日メゲただけです

 とりあえず空を見に露天風呂へ、「おぉ、月でとるし(嬉)

 なんとなくハッピーな気分で5時頃出発、途中見事な朝焼けが出たので思わずパチリ



 「ん?でも朝焼けって天気悪化の予調でなかったけ??」

 流石に昔の偉人はイイことわざを残す、
そのとうりに、青森を過ぎ浅虫温泉を過ぎるころにカッパ着用、朝からブルー

 本日の計画は、「本州最北端でほっきゃーどの親分にエールを送る」

 たたそれだけでは相当つまらんのでとりあえず下北半島満喫ツーにした

 大した見所もなさそうだが、以前淡路島をなめてえらいことになったので、時間はたっぷり取った


 さてカッパ着用してR279を北上 まったくもって殺風景な道


 実はこの道路沿いに探し物があった、それは何年か前、じぶんを救ってくれたライダ―ズハウス、


・・・その日、青森健康ランドは満杯だった、
結局寝床を確保出来なかった俺は「まぁイイか」とランドを後にした、
AM2時、あたりは寒い

 恐山を目指すも9月の後半の青森は寒かった、なめていた、

 R279を北上するにつれて我慢できなくなり
「あぁこのまま俺は最果ての地で終わるのか・・」と思った時に
そこにあったライダ―ズハウス

 傍らにバイクを止め中に入る 扉を閉めるとそこそこ暖かい

 座布団があったのでそれに包って朝まで寝る事が出来た

 俺の命を救ってくれたライダ―ズハウス

 今の俺があるのもコイツのお陰・・・




 街道沿いを注視しているとそこにあった俺の恩人

 全然変わってないぞライダ―ズハウス 
             ↑
         只のバス待合室っていうな

 そのあとも幾人もの旅人を救ったんだろうなぁおまえ、
     ↑
       誰もそんな非常識ことやりません


 なんか嬉しかった、感慨にふける間もなく、むつ市に到着、給油とすき屋で朝食

 どうせなら半島ぐるっと一周しよう、時計回りで海沿いを走る

 脇野沢からは、海峡ラインを北上、名前から期待していたが、ある意味酷道だった、

 国交省の「どーでもいい路線」(かどうかは知らんが)
路肩崩壊、地滑りが酷く うねりが酷く、佐井までは流石のVFRでも辛かった。


 佐井からは道もよくなり程なく大間へ、マグロ御殿もちらほら・・


 が、岬自体は大したことなく、どこ見ても マグロ、マグロ、マグロの旗だらけ

 ここで計画のエールを送るなんて こっぱずかしいことできるワケないんで
 心の中で(親分、ほっきゃーど天気イイっすか?うらやましか)と念じておいた、届くといいなあ・・

 さて、高級マグロなんぞに縁の無い自分は海岸沿いに尻屋崎を目指す

 対岸に何とかほっきゃーどが見える、いつかは行きたいな

 かなり土砂降りになってきて半ばやけくそで県道266へ

 この道は補助金で作ったのか訳のわからん道路だった珍百景??


 さて、珍百景候補の県道266から県道6号へ



 ・・・すわ、ここはほっきゃーど???

 自分は嬉しかった、「気分はほっきゃーど」 ←なかばヤケクソ

 そしてこの6号線、素晴しい、もしかして今回NO1かも・・



 あっという間に尻屋崎灯台へ、し も のさん曰く「おっとなしー馬がおる」そうな

 いたいた、のほほんと寄ってきた、癒されるねぇ(笑

 絶滅しかかったそうだが増えているらしい がんばって ←なにをハート達(複数ハート)




 ここから県道248 R338にて南下、どうってことない道だが水たまりがひどい

 小川原湖まで南下するつもりだったが、あまりにも天気が酷いので半島を縦断して
下北半島縦断道路?R4号、青森から東北道、大館からR7で能代まで
 わき目も振らず突っ走る もう頭の中は風呂と宴会の(一人)の事だけだ、

 能代から秋田道で秋田北まで 目指すド―ミーイン秋田はもうすぐだ

 ガンバレ自分、露天風呂とビールが待っているぞ

 何とか6時ごろホテル着 露天風呂で幸せ一杯


 走行距離計算して無かったのですが後で見ると二日目も結構走ってました

 (VFRはマイル表示なんで計算がおっくうです)


 三日目は只ひたすら最短距離を走って、越中境でモツ煮込み定食食って一時ごろゴールでした

 さすが無敵のVFR,今回みたいな天候でも最高ですRRじゃこうはいきません

 今回思ったのは2泊3日で東北の一県をじっくり回れるなぁと言うことです

 まあ、いつも新潟までは退屈ですが・・・(笑




 今回の走行距離

 一日目 1050km  おお、いったぜ大台

 二日目  688km  意外とあったのね

 三日目  590km  秋田なんて近いっす


 合計  2328km 

 平均燃費     14.8Km こんなもんか?




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