2013年 東北ソロツーリング(しもの編)
最終更新:2013/9/27

2013/8/10(土)

 夕方出発で間に合うのだけど、準備が出来たので午後2時45分にスタート。
 

石動PAでフル装備走行の最終チェック


4時間くらいで新潟港着。


21時乗船開始というので、ヒレカツ定食食べて、ベンチで仮眠して時間を潰す。


苫小牧行き組は21時半乗船開始で、
秋田行き組はそのあと乗船。


本日の走行322km。
 
大きな地図で見る


2013/8/11(日)

新日本海フェリーの速度は38km/h


お世話になった新日本海フェリー。秋田港にて。


男鹿半島に向かうも、天気は曇り。(予報では晴れだったのに)


男鹿半島の西海岸に向かう。
アップダウンが豪快な道だ。(対向2車線の良い道)



新30景第一位らしい。夕焼けの時刻ならそうかも。


先端の入道崎。とりあえず来たって感じ。


超高速走行が可能な、なまはげラインを経由して寒風山へ。
ミニ阿蘇って感じ。(展望台は営業時間前)



巨大な八郎潟干拓地の中の、東経140度看板。(北緯40度も近いらしい)
)

マタギ街道こと国道105号線もハイスピードコース。
だけど、雨に降られて濡れました。寒い。

半乾きのまま、八幡平に登ったけど、雲の中。めちゃ寒い。
源太カレーを食べて暖を取った。


奥入瀬は、クルマで行くなら、下り方向が良いでしょう。
川が左手になるから、見やすいと思う。


八甲田のミズナラ林


酸ヶ湯のキャンプ場には14時着。早っ!(460kmも走ったのに)


3分ほど歩いたところに、酸ヶ湯温泉があります。


硫黄の強さも、湯温も、白く濁ったお湯も、すべてイイ感じ。
レンタルタオル付で1,000円で入れます。つまり手ぶらOK。


気温20℃くらいで虫も少なく快適。
酸ヶ湯で買ったビールで一人宴会。


日没前に、気を失いました。

本日の走行:460km。


大きな地図で見る


2013/8/12(月)

5時起床で、朝飯。


お世話になったキャンプ場を出発。
天気は曇り。(予報は晴れなのに)


八甲田を下る途中の城ヶ倉大橋。デカイ。


アップルロード経由で岩木山を目指す。
霞んでいてよく見えなかったが、近づくとだんだん見えてきた。


岩木山スカイラインを登る。終点は標高1,247m
ここから先はリフト


リフトで登ったところは標高1,470m
でもまだ先がある。
聞くと、徒歩30〜40分で頂上ですと。
ここの景色は良くないので、歩いて登ることにする


32分掛って、山頂に到達。汗だくだ。




予定を1時間オーバーしてしまい、フェリーに乗り遅れる危険が発生!
しかたなく、岩木山周囲の岩木高原を爆走し、


広域農道、十三湖、竜泊ラインを激走し、竜飛アに50分で到着。
そして青函トンネル記念館に突入。



ケーブルカーで地底に向かいます。






体験坑道の様子


地底探検の所要時間は44分。
フェリー乗船の1時間前に、竜飛アを離れることに成功。
(時間が無いので岬には行きません)


途中の松前街道は美しい。


対岸の下北半島も見える。(青函連絡船も見える)
(対岸の崖は、仏ヶ浦でなくて、ちょっと南の焼山アらしい)


45分で蟹田港のフェリー乗り場に到着。
¥200のソフトを食べて休憩。


バイクは全部で4台乗車していた。


フェリー(かもしか号)の速度は26km/hくらい。


下北半島の脇野沢港に向かう途中の島。名前は忘れた。


湖畔の道路のような陸奥湾沿いの道を走り抜け、
JR終着駅の大湊駅併設のビジネスホテルに到着。
まずはホテルの無料ランドリーで洗濯。


夕飯は、ホテル裏の「京華」という居酒屋へ。
これは「いかずし」。(イカの中は漬け物)


これは「帆立味噌貝焼」。

でも期待したほどのことは無かった。

本日の走行:286km


大きな地図で見る


2013/8/13(火)

今回泊まったのは、JR東日本経営の
フォルクローロ大湊さん。


部屋の窓から、線路とか、むつ湾が一望。
鉄男君御用達のホテルなの?。


朝食もおいしい。


今日最初は、恐山に行く。
まずは三途の川を渡ります。


18年前は、時間が無かったのもあってか、中に入らなかったけど、
今回はやっと中に入る。料金は¥500。
結構立派な山門。



敷地内の地図。見学コースがあるみたい。


寺の裏側から見ると、右手に岩場。
岩場は硫黄が吹き出し、所々に「●●地獄」等の名前が付いていた。



地獄地帯を通り過ぎ、湖畔に出ると、そこは極楽らしい。


確かに綺麗な湖。しかし何故風車が至る所にあるのだろう?



恐山にも飽きたし、近くにある下北半島最高峰の展望台を目指す。
釜臥山の頂上がそれ。(自衛隊のレーダーもあるみたい)


ところが、もうちょっとのところで、2輪のみ進入禁止!
4輪はOKなのに、なぜに2輪がNGなのか?
歩くのやだし、引き返した。(歩くライダーも居たけど)



次ぎに目指すは尻屋崎。
18年前は雨で最低だったが、今回は晴れ!
馬が逃げないようにしてあるゲートを通過して、尻屋崎内に入る。
前回こんな構造とも知らずに、雨で濡れているゲート前でブレーキ掛けて、
死ぬ思いをしたのを思い出した。(バイクはGSX-R1100だった)



灯台に近づくと、寒立馬(かんだちめ)がいた。



こちらは灯台


海岸線も美しい



あとは、三陸海岸を南下して、宮古市を目指す。
下北半島東側を南下すると、原子力関連施設で有名な六カ所村を通過した。
このあたりは、汽水湖が多い美しい所。


原子力関連のおかげか、民家も村の施設もみな超立派だった。(写真は無い)

ド田舎なのに、「先端分子生物研究センター」なるものを発見。
原子力並に危険なウイルスでも扱っているのだろうか?知らんけど。
(低線量被曝の影響実験をしているらしい)



さらに南下して、米軍の三沢基地に近づいてきた。
航空科学博物館の看板が有ったので、ちょっと寄ってみると、
そこには巨大な建造物が!(小松の航空プラザとは比べものになりません)




さらに南下して、八戸市の蕪島神社。
ここはウミネコが多い。(鳩の替わりのウミネコ?)



鳩に餌をやるように、ここではウミネコに餌をあげていた。



人間が近づいても、逃げません。


蕪島神社の近くの海岸線(葦毛ア)も美しい


さらに南下して、久慈市の道の駅で休憩。
と、そこには「あまカフェ」なるものが。


彼女らは、現役女子高校生の海女クラブ員らしい。じぇじぇじぇ〜


翌月末ころ、最終回が近い「あまちゃん」のエンディングで
彼女らの写真が出てました。じぇじぇじぇ〜


さらに南下していると、所々に震災の爪痕が。


田老町の巨大防潮堤。(津波はこれを軽々越えたらしい)


津波関連の標識も沢山あった。



休暇村陸前宮古併設のキャンプ場に行こうと思い、
休暇村のフロントに行ったら、
「4輪用のキャンプサイトは今日は満車で、
2輪さん用のフリーサイトはまだ復旧していません」とのこと。
ガーン。

仕方ないので、雨天用に考えていたライダーズハウスに電話して、
そこに泊めて頂くことにした。

ライハに行く前に、浄土ヶ浜に寄ってみた。
たいしたこと無いとこだった。



ここが今日の宿。ライダーズハウス。
って、焼き鳥屋さん?


お店のマスターに教えて貰った銭湯で、まずは汗を流す。
歩いて3分くらいの福島湯。ボロイ?


懐かしい下駄箱


番台におばちゃん


脱衣カゴも懐かしい


料金は¥390


コーヒー牛乳は¥110


なかなか良い湯だった。


ライハに戻り、まずはビール。


同じような境遇のライダー2人と呑んだ。


他のお客が帰った午後11時、店の中でシュラフを広げて寝た。


一泊¥500。飲食費込みで3千円台だった。

本日の走行:377km


大きな地図で見る


2013/8/14(水)

ライダーズハウス鳥もとさんの入り口に、DREAM50というバイクが飾ってある。
マスターもかなりのバイク好きらしい。


その鳥もとさんを朝6時に抜け出した。(他のライダーはまだ寝てた)


R45を南下し、釜石、大船渡を抜け、陸前高田にやって来た。
去年のGWに来たときもあったR45沿いのアパート。
4階まで、窓が破壊されている。


次は高田病院(GPSではここなのだが)


解体されて、何も無し


参考に去年の写真を貼っときます。
他にもいろいろあった建造物は殆ど解体されていた。


奇跡の一本松は観光地化されていた。


気仙沼にやって来た。
ここで遅めの朝食を頂く。



県道沿いにはまだ船があった。


牡鹿半島のコバルトラインにやって来た。
やまびこロードの良いところを数倍長くしたような道だ。
しかし、震災の影響か、約半分で通行止め。


女川の原子力PRセンターでトイレを借りたら、景品のボールペンをもらった。


牡鹿半島の先端は、何も無いところだった。


奥松島を経由して、松島の展望台に上ってみた。
霞んでて、イマイチだった。


展望台を下りて、信号待ちをしていると、偶然にも9684さんと遭遇。
即刻、宴会モードに切り替えた。

ホテルにはバイクを駐める所がないので、市営の駐輪場に行くことになった。
ここはその入り口


規則により、下車して出入りしなければならないらしく、
そのため、登り側にはエスカレータ的ベルトが装備されていた。


一風呂浴びて、牛タン専門店の利久で乾杯!



本日の走行:380km


大きな地図で見る

2013/8/15(木)

ホテルドーミーインはまともな朝食付


朝飯食べてから、駐輪場へバイクを取りに向かう。
(写真は昨晩呑んだ牛タン屋さん)


ホテル前で9684さんとお別れ。


その後私も出発し、水井君の旧アパートへ
綺麗になって、他の人が住んでいた。


津波被害の酷かった荒浜付近の家


道路をかさ上げして、堤防にする計画らしい


海沿いを南下していくと、福島県境付近で通行止め。よって国道6号に戻る。


R6に乗り、南下していくと、原発の5kmほど北の地点で検問があり、
ここで引き返えす。


原発のある双葉町の北側にある浪江町は
ゴーストタウンと化していた。


このあたりは、津波で流された車も放置されたまま。


壊れた家も放置。
警備のパトカーがウジャウジャ走りまわっていた。


原発に最も近い猪狩商店というENEOSで給油


R6が通れないので、西側の山の中へ迂回した。
途中の飯舘村役場にあった放射線量計は、0.87μSv/hを示していた。
年換算すると7.6mSv/y。ICRP勧告の20mSvよりだいぶ低い。


このあと、迂回指示多数出現。






途中の山間から、福島第一原発が見えた?


浜通りの平野部に戻ってきたが、また迂回


ここ富岡は、帰還困難区域の境が街の中にあり、バリケードが作られていた。




浪江町と同様、壊れた家もそのまま放置されたゴーストタウン



R6に入り、出来るだけ北へ向かうも、すぐに検問があった。


ちょっと南にある富岡駅は津波で破壊されていた。


富岡駅前の様子



富岡側にも猪狩商店があったが、こちらは廃業


復興事業は、まだまだですな。


今夜の宿は東横インいわき。
ローカルのTV番組は、震災関連が非常に多かった。


本日の走行:320km


大きな地図で見る

2013/8/16(金)

東横インの朝飯はいつものオニギリ。(不味くはないが、美味しくもない)


磐越道で新潟を目指すが途中の猪苗代湖でキャンプ場を調査。
青松ヶ浜


秋山浜


北陸道の名立谷浜手前で、秋田泊まりだった9684さんに追い越された。
名立谷浜でソフトを食べて、15:30頃帰宅


本日の走行:570km


大きな地図で見る


全走行距離: 2,758km。
レギュラー消費:154.68L
平均燃費:17.83km/L


Top Page